工場は地方に建てろ? Mad Accelerator          

工場は地方に建てろ?

最近は「職」にまつわる日記ばかりだが……今回も、ちょっと職関係の日記を。

本題の前に、ニュースをリンク……まあ、何となくおまけで紹介するだけですが。
最近はこの手の記事が随分と目立ちます。

毎日新聞:工場移転先:「海外」トップ 地方優遇策ニーズ合わず

自民党の政策はさておき……とにかく、うちの工場の事情を語ってみようかと。


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さて。私は、全て国内で生産してもいいと思うくらい。食料品にしろ、工業製品にしろ。

残念ながら、企業は、利益を追求する集団なのですね。まあ、当たり前か。
何だか、とってもむかつくのですが、とにかくそれが 企業の姿。


「法人税減税」は、企業の海外流出を食い止める鍵となるのか。

そして増益の際、それらは従業員の給料に反映されるのか。



甘い。甘いな。繰り返すが、企業は、利益を追求する集団。

うちの場合……社長はやたらとベトナムにこだわる。
ああ、中国の企業とも取引してますね。とにかく、海外への展開にこだわる。

グローバル何とかかんとか、と言う奴でしょうかね。

自動車メーカーなども、どんどん海外へ工場を建ててる模様。
例えば、NISSAN「マーチ」はタイで生産されてるようで。ちょっと、何だかなぁ……


チャンスがあれば、海外へ。まあ、うちは然様な感じでしょうかね。
「地方を活性化させよう」などと、微塵も思わないでしょう。仕方ないのでしょうが。

コスト削減 コスト削減 コスト削減 コスト削減 コスト削減 コスト削減
……分かったから。分かったから。

何となく、日本の未来が見えてきますね。
押し寄せるグローバルな波に飲み込まれ……あんまり想像したくはないのですが。


大体だ。大企業がやらないことを、ウチがやるわけがない。

その昔、ウチがTOYOTAの真似して「かんばん方式」を取り入れたと……
お陰で現場は混乱し、逆に「生産性が低下」すると言う事態を招いたそうで。その当時の話を聞いたら、地獄なんて物じゃない。
今は随分とましになってるようだが、それでも勝手に「ローカルルール」を設け、在庫を確保して対応している。だって、じゃなきゃ、全く生産について行けないからさ。

我々が加工した物を「組み付け」でミスり、「また作って」と言わてしまうことがある。
パッと作れりゃ誰も苦労しないわけで。これが「在庫を持たせない」弊害の一つ。


現場を全く知らないアホ共(既に退職してるから言っちゃっていいよね)が、

大企業TOYOTA様を見習い「うちもやるか!」と始めた結果、

それこそ「人死に」が出てもおかしくないほどに忙しくなっちまったと。



ここからは他の現場での経験談だが……ちなみに自動車関係の工場で御座います。

私は、クソみたいにボロい機械を扱っていた。もう、本当にボロいの。溶接機だけど。
ある日、同僚が言った。「その溶接機が漏電してさ。前に人が死んだんだぜ」

ろくにメンテナンスされてない機械をだましだまし使っていたわけだ。クソが。
保守にもお金がかかるって? 社長はメルセデスを乗り回してました。

ちなみにこの社長、二代目だそうで。
先代は人格者だったのに、二代目はどら息子だと、不評の様子だった。

次第に、幹部が工場を離れていった。
驚いたことに、副工場長がわざわざ私のような従業員の元へ最後の挨拶に現れた。
……私、ここへ来てまだ数週間なのですが。

そして次長が辞めていき、確か課長も……えぇと……とにかく、消えていった。

遂には仕事が激減し、私はお役御免と相成ったわけだ。これがまた。
まあ、フラフラしてたね。うん。ちょっと引きこもってた。色々と嫌になって。


物作りの現場はヤバい。とにかく、ヤバい。特に中小企業。
これも時世なのでしょうかね……まあ、うまくやってるところもあるだろうが。


現実。一つの現実。全てではないけど、これもまた現実よ。いや、マジで。

いずれ、中国やインドに置いてけぼりにされるだろうね。もうされてる? HAHAHA!


死ぬまで、何か作ってるような気がする。私のことだから。

……せめて生きてる間に、些細でもいいから未来を作っておきたいかな。ね。






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工場。

戦前の、蟹工船、太陽のない街、など、プロレタリア文学を連想しました。リアルな、町工場の現実を、リアルな小説に書いて、作家としてデビューすれば、老後の足しになるのではありますまいか?中小企業で働いているというよりも、小説の取材しているという、ふうにも想えます。仕事が取材になる強みは、ほかの人には書けないリアリティ、知識、実感、迫力、満点です。お決まりですが、その苦しさの中に、ある可憐な女性との恋があって、読者は、その恋の行方にも、ハラハラ・ドキドキさせられる。
「些細でもいいから未来」は、そのあたりにも、ありそうな。
「自動車絶望工場」 (講談社文庫)鎌田 慧著。一読してみてください。

Re: 工場。

毎度どうも!

プロレタリアートの作品とするならば、真の「地獄」を描けないとインパクトが足りませんね……然様な意味で言うならば、私はまだまだ生ぬるい。
とは言え、あちこちと「地獄」を経験するだけの体力がないww もう少し若ければ……


> 「自動車絶望工場」 (講談社文庫)鎌田 慧著。一読してみてください。

興味深いです。チェックしておきますね。

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1973/09/11に生まれる…
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